家庭の中に入るのは大変だ。

ここ最近、仕事で夫婦ゲンカにまきこまれ、本当に帰りたくなった。

だんな（利用者）が悪いんだけど、ケンカが収まった後の奥さんは機嫌が悪かった。
んでなめにいろいろとグチをこぼしてくる。
「うちのお父さんアー言う性格だから孫にも嫌われているのよ、本当に」
この家庭には週1回1時間掃除をメインにやっている。
利用者と語ることも無く、なめは奥さんの下僕にならなくちゃならないので辛い所もある。

もう1箇所うんざりするところがある。
週1回買い物をしている障害者宅（65歳くらい）
彼はプライベートのことをいってきて、ついに先週は「下ネタ」をいってきたのである。
「あのさ、24じゃ処女じゃ無いんだべ?」
「・・・・・」
おいおいー！そこまでしゃべるか!
「俺さ、こういう身体になる前まで国分町であそんでたんだ。最近のソープなんて暇らしいぞ」
「・・・・・下ネタ、好きなんですか?」
「ああ、好きだ」
「・・・・・」

担当が2人も替わっているのは、多分そのせいだ。
後日、彼の担当だったヘルパーと食事した。
そのことを話したら、彼女もうんざいりしていた。
「なめちゃんはまだいいよ。私とその前のヘルパーさんなんかもっと上のネタいってたから。これ以上やめる気なさそうなら相談したほうがいいよ」
「そうですね・・・」

ある独居宅に入れば（利用者の）子供のグチは聞かされるわ、今日なんて「私新しいヘルパーさん（なめのことです）に一度も洗濯してもらったことが無いの」と言われる始末。
おいおい！なめは3回も洗濯したんだぞ!
（しかもサービス外。やる度に電話しているんだ!）
相手は軽度の痴呆があるので、忘れていると思うのだが。